猫の細菌性胃腸炎(食中毒)
細菌性胃腸炎は、簡単に言うと食中毒の事です。
この食中毒の原因菌には、サルモネラ菌、カンピロバクター菌、腸炎ビブリオ菌、病原性大腸菌、ブドウ球菌など数多くの種類がありますが、中でもブドウ球菌によるものが最も多い原因だと言われています。
これはフードや食器で増殖した細菌を食事とともに体内に取り込んでしまうために起こります。
これらの細菌は腸管内に侵入するとさらに増殖し、毒素を生産し、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などを引き起こし、時には血便を伴うこともあります。
この猫の食中毒は、夏だけでなく冬であっても発症します。
そのため、キャットフードを保存する際には、なるべく真空状態に保つ事のできる容器を選ぶようにしましょう。
外出する習慣の付いた猫は、拾い食いや他の野良猫などから感染する恐れもありますので、下痢や嘔吐などの異常にはすぐに気付いてあげる事が大切です。
無添加のキャットフードは添加物が入っていないので安全ですが、猫にとってはそれ以上にカビや細菌による食中毒の方が極めて危険です。
また、室内の観葉植物や人間の食べ残しをうっかり食べて食中毒を起こさないよう、猫の生活環境には十分注意が必要です。
愛猫が食中毒で苦しむ事の無いよう、食事や生活環境は常に衛生的に保つように心がけましょう。

